左前屈立ち下段払い
立ち方。極真空手の伝統技の一つである。
審査合格のポイント
- 金的の前から引き手を取る。引き手の動きが正確でないと減点となります。
- 下段払いの腕は肩幅よりわずかに外側に。外側に腕を出しすぎると減点となります。
- 前足の膝を曲げ、重心を下ろす。※前屈立ちの前足の曲げ具合は、背骨を伸ばした上体で左膝のを見たとき、足の指が見えなくなる角度。足の指が見えるのは膝の曲げが足りないということ。前脚の膝の曲げが足りないと減点となります。
- 後ろ足の踵を浮かさないようにしましょう。後ろ足は、足裏全体を床につけた状態とすること。後ろ足のかかとが浮いていたら減点となります。
- 後ろ足は外側に約45度に開くこと。あまり外側に開きすぎないようにしましょう。開きすぎていれば、減点となります。
- 前足の指先は正面を向けること。内側に向けないように。内側に向けると減点となります。
動作を正面から見る
- 1)不動立ちで構える。
- 2)胸の前で両腕を十字に重ねながら重心を少し落とし、内八字立ちとなる。
- 3)十字を切りながら踵を内側に入れ平行立ちとなる。
- 4)左足を前に腰幅の約二つ分出しながら、右腕を金的の前に、同時に左腕を右の顔の横に持っていく。
- 5)右腕を脇に引きながら左腕を左脚(前足)の前まで素早く下ろす。
動作を正面から連続で見る