IBMA極真会館・空手道の「心構え」と「人格形成」について

 

2016/7 増田 章

IBMA極真会館・空手道の心構えを一言で言えば、「護身」ということになる。ただし、ここでいう「護身」とは、身を護る技術を意味するのではない。勿論、武道の基礎である武術は、自らの身を護るためにある。

しかしながら、武道の真の心構えは、自らの心を護る「護心」ということにあると感じる。ゆえに、私にとって「武道の学び」は、すべて「護心の学び」へと収斂されていく。また、IBMA極真会館が目指す武道人とは、多様な人格が共存する社会において、自他の和合と共生を目指す者のことだ。

武道人は、心に想起する様々な思念、感情から目を背けず、それらをしっかりと観る。同時に、その思念、感情に囚われぬよう自己の認識能力を高めていく。

さらに言えば、心を護るとは、人類が有する普遍の感性を活かし、自他の和合を実現することである。それが武道人における人格形成への道筋である。

 

 

2017年1月加筆修正:増田