肘受けについて

肘受けは頭部打撃の応じ(防御+反撃)にも使用する技です。また肘受けは肘打ちに転用できます。また、肘受けを使うことは、通常、禁じ手としている肘打ちの使用を、普段から準備することにつながります。

さらに言えば、IBMA極真会館の空手道では、組手稽古においてすね受けや肘受けなどを基本とします。なぜなら、受けの基本は、相手の攻撃が威力を発揮する前に優位性をインターセプト(位置取りなど、優位性を構成する要素の奪回の意味)することだからです。そのような防御を行うためには、相手の攻撃の軌道を予測することができなければなりません。そのことが重要なのです。つまり、条件反射を利用し相手の攻撃を避けるのではなく、相手の攻撃をしっかりと見極められることが重要だということです。もちろん、反射神経に優れている法が有利だと考えるのが普通です。また空手の技は、反射神経や条件反射を利用することもありますが、それが究極ではありません。

さらに言えば、IBMA極真会館の空手道では、組手稽古においてすね受けや肘受けなどを基本とします。なぜなら、受けの基本は、相手の攻撃が威力を発揮する前にインターセプト(遮断)することだからです。そのような防御を行うためには、相手の攻撃の軌道を予測することができなければなりません。そのことが重要なのです。つまり、反射神経を鍛え相手の攻撃を避けるのではなく、相手の攻撃をしっかりと見極められることが重要だということです。

私の考えでは、相手の攻撃の軌道が明確に見極められるようになってから、「払い受け」や「寄り身」「ひねり身」などの「かわし受け」などを使う方がより効果的だと思います。その上でさらに「肘受け」を用いる時、肘受けは最高レベルの応じ技に生まれ変わります。もちろん、「肘受け」と「払い受け」や「かわし受け」などを併行して修練してもかまいませんが、決して忘れないでください。反射神経だけに頼る防御ではなく、相手の「手の内」を見極める力こそが目指す境地だということを。

※応じとは、防御のみならず、防御+反撃(ディフェンス&カウンター)を意味します。その究極は、交差法(クロスカウンター)です。IBMA極真会館の空手武道は「後の先」を目指します。交差法とは、相手の動きに対し間髪を入れずに反応し、それを制圧することです。

▶︎応じの概念を合わせて学んでください(BMS)→応じの概念

▶︎肘受けの解説(BMS)→肘受け

 

補足

IBMA極真会館の組手稽古の基本は、腹部への打撃を中段の攻撃とし、胸部への打撃を上-中段とし、頭部(上段)への打撃は禁じ手としています。しかしながら、上-中段への打撃を肘受けで応じることで、頭部打撃を解禁した組手稽古への準備をします。

 

 

※本ページはBMS(講義のカテゴリー)にも掲載されています。

  • 2016/7/4修正

 


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