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ストレッチの役割と効果

ストレッチの役割と効果について〜増田 章

 

【ストレッチの役割と効果〜柔らかい動き】

 

身体の動きは、大小の様々な骨と骨格筋で作られるようです。私は、良い動きとは柔らかい動きだと思います。では、柔らかい動きとはどういうものでしょうか?

まず私は、柔らかい動きについて、「身体を柔らかく使う」ということと「身体が柔らかい」ということを分けて考えます。

具体的に述べれば、身体を柔らかく使うということは、身体の各パーツ(骨と関節、靭帯と骨格筋等)の連携を上手に行うということです。また身体が柔らかいということは、一つ一つの筋肉や腱の伸縮性が高いということだと思います。そのことには関連性があり、一つのことと言っても良いのですが、厳密に言えば別のことです。さらに各パーツ(骨と関節、靭帯と骨格筋等)が高機能であるということとは別のことだと考えます。

【身体の各パーツの連携を上手に行うということ】

さて、身体の各パーツの連携を上手に行うということを考えてみます。各パーツの連携を上手に行うとは、身体の一つのパーツ(骨と関節、靭帯と骨格筋等)に過度の負担をかけないよう力を分散させることだと思います。同時に身体の各部分で生まれた運動量を統合することでもあると、私は考えます。

要するに、身体の各パーツの連携を上手に行うためには、骨を動かす骨格筋や関節と靭帯の状態をよりよく保つ必要があるのです。なぜなら、各パーツの連携を効かせて効率よく身体を動かそうとする時、状態(コンディション)の悪いパーツ(部分)があると、そこに障害が発生する可能性が高まるからです。また、足し算のように連携する身体の各パーツの一部に瑕疵(マイナス部分)があれば、全体として発揮できる力が減少します。つまり、身体の各パーツの機能をフルに発揮、かつ身体全体の機能を高めるためには、各パーツの機能をより良く保つことが重要なのです。

以上、身体を柔らかく使うということについて述べてきました。私が本項でお伝えしたかったのは、ストレッチの役割と効果が、ただ筋肉の柔軟性の確保という理解では不十分だということです。

【ストレッチの役割と効果】

繰り返しになりますが、ストレッチの役割と効果を、疲弊した箇所を自覚することや筋肉の血流を良くし、栄養分や老廃物の処理を促進するものだと考えてみてください。さらに身体の各パーツの状態を把握し、身体の機能を保持するために役立つと考えてください。

BMSにおいて、ストレッチを勧めるのは、武術としてのよりよい身体の使い方を目指すことの一環です。なぜなら、自己の関節の可動域や身体の各パーツの状態に絶えず気を配るということが、武術の技を探求することの同一線上にあると思うからです。

補足を加えれば、修練の中でも特に、上段廻し蹴りや後ろ廻し蹴りなどの習得には、股関節周辺の靭帯や筋肉の柔軟性などが必要です。しかし、ストレッチの役割と効果は、決してそのことだけではないと理解してください。

また、BMSが進めるストレッチの役割と効果とは、疲労や傷病からの身体の機能回復をはじめ、代謝機能などの促進も含んでいます。つまり、血流を促進することによる疲労回復や代謝の促進(ダイエット効果)など、より良い日常生活に効果があるということです。

BMSでは、毎日10分間以上、身体の血流の促進と姿勢の調整や骨の位置のリセットのために、ストレッチを行うことを勧めます。同時に体幹トレーニングや筋力トレーニングなどを行えば、より身体機能の向上と管理に効果的です。

最後に、これまで述べてきたことは、私が経験上感じたことを基礎にしております。ゆえにBMSでは、今後は専門家の意見を取り入れ、鍛錬やコンディショニングの方法を検証します。また、より良い方法を関する更新情報をお伝えしたいと考えています。

 

2015年7月21日一部修正

 

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