身体を拓く 心を高める(拓心)

◆ 修練と修道 ー空手武道の真の道を歩むために〜
IBMA極真会館 増田道場における空手修行は、単なる技術の習得にとどまるものではなく、心身の鍛錬を通して人間性を高め、己の生を豊かにするための手段でもあります。その根幹を成すのが、「修練」と「修道」という二つの柱です。
◇ 修練とは
修練とは、空手武道の技を正しく体得し、実践を通じて研ぎ澄まされた身体と技術を築くことを意味します。極真空手に伝わる基本・型の鍛錬と、拓心武道における組手技・組手型・組手法の修練を通じて、自己の「可能性」を引き出し、「勝つための力」「活かすための技」を身につけていきます。この過程は、己を律し、日々の精進を重ねることでしか得られない貴重な学びであり、空手武道の本質そのものです。
◇ 修道とは
修道とは、修練を通じて得た技と精神をもって、「己を活かし、他をも活かす道=生き方」を追求することです。
武道における「修道」とは、単に強さを求めるのではなく、武術を体得する者に必要な強い自制心の養成と人間としての在り方を問う、内面的成長を目指す道と言っても良いでしょう。また、本道場が育成を目指す空手武道人(武道人)とは、技と共に高い品格と倫理観を備え、社会においてリーダーシップを発揮する者を指します。
◇ 修練と修道の融合
「修練」は技の錬磨であり、「修道」は心の錬磨です。この両輪が噛み合ってこそ、空手道は真にその力を発揮します。
我々は、空手を単なる武技としてではなく、人生を照らす光として修めることを目指しています。
◇ 道場とは学び舎である
IBMA極真会館は、単なる稽古の場ではなく、空手武道の理法と哲理を学ぶ学校であると考えています。
黒帯の取得はひとつの通過点にすぎず、その先にあるのは、より深遠なる空手の世界への扉です。段位は学問における卒業証書のようなものであり、初段は小学校卒業、五段は大学院卒業に相当します。そして六段以降は、空手道を通じて人生を照らす「修行の道」が始まるのです。
◆ 結びに
空手の修行とは、日々の稽古を積み重ねることで己を磨き、その成果を以て世に貢献することに他なりません。
「修練」は自己を強くし、「修道」は自己を深め、他を導く力となります。
我々は、すべての道場生がこの二つを胸に刻み、空手武道を通じて真に価値ある自己を育むことを願い、日々の指導にあたっております。
備考
- 2018-9-20:一部修正
- 2021/9/12:「道場とは」一部修正
- 2019-12-19:「修練と修道」について一部加筆修正
- 2020-5-20:「修練と修道」について一部修正
- 2021−9-12:「修練と修道」について一部加筆修正
- 2022−12−24:一部修正
- 2024-3-3:一部修正
- 2025−6−20:一部修正

















