TSグローブスタイル(採点方式)競技規程2025
以下のルール(試合規定)並びに判定基準は極真ユニバーサルスタイルの試合の判定基準と同じです。
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TSグローブスタイル(採点方式)競技規程2025
第1章 基本理念
TSグローブスタイル(採点制)は「安全性」と「技術の競い合い」を重視するスポーツである。
目的
本競技は、武道としての空手とスポーツとしてのキックボクシング、他、全ての格闘競技の共通項と競技性を融合し、以下の目的をもって行われる。
第2章 採点基準
- 採点は「どちらがより的確に有効打を当てたか」で判断し、「相手に与えたダメージの大きさ」を基準にはしない。
- ジャッジは各ラウンドを以下の観点から評価する。
P1) 有効打(ポイント)
ルールに則った拳(ナックルパート)
蹴り(脛・ 甲・中足)で、正確に相手の有効部位(顔面・前面の胴体・上の腿)へヒットした打撃。
クリアに当たり、防御やガードでブロックされていないもの。
パワーやダメージよりも「正確性・タイミング・コントロール」を重視。
P2) 優勢(リングジェネラルシップ)
試合を支配しているか。
主導権を握り、有効な攻撃を仕掛けているか。
P3)攻撃性
攻撃を積極的に仕掛けているか。
逃げや消極的なクリンチが多い場合は減点対象となることがある。
P4)防御
相手の攻撃をブロック・スウェー・ダッキング等・フットワークで防いるか。
クリーンヒットを最小限に抑えているか。
第3章 「ダメージ」と「有効打」の違い
以下の一覧表を参照のこと
| 評価の軸 | 採点 | 例 | |
| 「ダメージ」(プロ寄りの概念) | 相手をどれだけ効かせたか、ダウン寸前まで追い込んだか
パンチ、キックの破壊力・KO性 |
効いていそうでも明確な有効打(倒れる・動きが止まる)でなければ加点されない | 顎に一発強烈に効いた → プロでは高評価 |
| 「有効打」(アマ採点の基準) | クリーンにルール通りの部位へ当てたか重視
正確性・スピード・回数 |
パワーが弱くても正しく当たれば加点される | 軽いがジャブを何度もヒット → アマでは高評価 |

第4章 レフリーの役割
レフリーは採点は行わないが、公平な試合進行のため以下を徹底する。
1. ルール遵守の確認
有効打でないパンチ・キック(ラビットパンチ、カーフキック、反則打ち)は即座に注意・警告。
2. 安全の確保
選手がダメージを受けて危険な状態にある場合は即座にストップ。
3. 反則行為の管理
クリンチ過多、押し倒し、頭突き、ホールディングなど反則行為は減点・失格の対象。
4. 公平性の維持
双方に同じ基準で試合を進める。
主観的に「効いた」「手数がおおい」かどうかではなく、ルールに則った有効性を基準とする。
《反則行為について》
- 攻撃の意思の無いクリンチ⾏為
- 顔⾯への膝蹴り
- ひじ打ち
- ⾦的攻撃(ローブロー)
- 頭突き
- バックブロー
- 噛み付きサミングなど常軌を逸した攻撃
- ロープを掴んでの攻撃
- ベルトライン以下のダッキング
- 相⼿の上へ倒れこんでキャンパスと相手を挟む⾏為
- 「やめ」の号令後の相⼿へ更なる攻撃
- 相⼿を腰へ乗せた投げ、背負い込む投げ、⾜をかけた投げ、サバ折り
- 後ろを向く⾏為、後頭部への攻撃
- すべての体位での関節及び締め技(立位・座位・寝位)
- 対戦相⼿、関係者への罵声など
- カーフキック
第5章 ジャッジの採点方式(例:10ポイントマストシステム)
- 各ラウンドは 勝者10点、敗者9点以下 で採点。
- クリアな有効打を多く出した方がラウンドを取る。
- ダウンや警告は減点対象。
第6章 まとめ
- アマチュアキックボクシングは「技術と正確さ」を競う競技。
- 採点基準は「有効打」であり、「ダメージ」そのものは評価対象外。
- レフリーは安全と公平を守る立場、ジャッジは有効打を正しく評価する立場である。













