心と身体を強くする空手〜IBMA極真会館増田道場

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社会人と武道

大人になってから、なぜ武道を学ぶのか

社会人になると、仕事、家庭、人間関係など、
さまざまな責任の中で生きることになります。

思い通りにならないこともあります。
判断に迷うこともあります。
感情を抑えなければならない場面もあります。

だからこそ、大人になってから武道を学ぶ意味があります。

IBMA極真会館では、武道を単なる運動や競技としてではなく、
自分自身を整え、社会の中でよりよく生きるための学び
としても考えています。

相手を制する前に、自分を制する

武道には、相手と向き合う稽古があります。

しかし、そこで最初に向き合うことになるのは、
実は相手だけではありません。

恐れ。
焦り。
怒り。
過信。
迷い。

自分の中に生まれるさまざまな感情とも向き合います。

人を制する強さから、
自分を制する強さへ。

感情をなくすことが目的ではありません。

自分の感情や状態を知り、
それに支配されず、必要な行動を選ぶ。

私たちは、それも武道における大切な「強さ」だと考えています。

状況を見て、考え、判断する

武道では、あらかじめ決められたことだけが起こるわけではありません。

相手は動きます。
間合いも変わります。
タイミングも変わります。

その変化を感じながら、
何をするべきかを判断します。

前へ出るべきときもあれば、
一歩引くべきときもあります。

力を使うべきときもあれば、
力を抜くべきときもあります。

大切なのは、一つの方法に固執することではなく、
状況を見て、考え、適切に応じることです。

強さとは、押し通すことではない

社会では、自分の意見を通すことや、
人を動かすことが「強さ」と考えられることがあります。

しかし、武道で学ぶ強さはそれだけではありません。

必要なときには前へ出る。

必要なときには退く。

自分の間違いを認める。

相手の立場にも目を向ける。

力を使えるときでも、あえて使わない。

自分の意思を持ちながら、
状況に応じて行動を変えることができる。

それも、成熟した強さの一つだと考えています。

礼とは、自分を小さくすることではない

武道の礼は、ただ形式に従うためのものではありません。

また、自分を卑下して相手に従うことでもありません。

自分の立場を持ちながら、
相手にも相手の立場があることを認める。

自分を尊重し、
同時に相手も尊重する。

私たちは、礼を
人と人がよりよい関係をつくるための武道の知恵
として捉えています。

競争から学び、競争だけに支配されない

武道には競争があります。
社会にも競争があります。

競争そのものを否定する必要はありません。

競い合うことで、自分の力を知り、
努力する理由を得ることもあります。

しかし、勝敗や他人からの評価だけが
自分の価値の基準になれば、
自分自身を見失うことがあります。

勝ったときには、そこから何を学ぶか。
負けたときには、そこから何を学ぶか。

結果を受け止めながらも、
結果だけに自分自身を預けない。

それも、武道を人生に活かすということだと考えています。

技を覚えるだけでなく、なぜそうするのかを考える

IBMA極真会館では、技の形だけを覚えるのではなく、
その技がなぜ成り立つのかを考えることを大切にしています。

なぜ、この距離なのか。
なぜ、このタイミングなのか。
なぜ、ここで力を入れ、ここで力を抜くのか。

表面的な形ではなく、
その背後にある原理を考える。

私たちは、こうした武道の原理を探究することを
「理法の探究」と考えています。

そして、これは技術だけの問題ではありません。

物事の表面だけを見るのではなく、
なぜそうなるのかを考える姿勢は、
仕事や人生にもつながっていきます。

道場で学んだことを、仕事・家庭・社会へ

武道の価値は、道場の中だけで決まるものではありません。

緊張したときに、自分を整える。
対立したときに、感情だけで反応しない。
相手の立場を考える。
必要なときには決断する。
失敗したときには、そこから学ぶ。

こうした力は、
仕事、家庭、人間関係など、
日常のさまざまな場面で必要になります。

道場で身につけた力を、
道場の外でどう活かすか。

そこまで含めて、
私たちは武道の修練だと考えています。

身体を整えることも、武道の大切な学び

社会人になると、仕事や生活環境によって、
身体を動かす機会が少なくなることがあります。

武道の稽古では、身体を動かしながら、
自分の姿勢、呼吸、力の入り方、動き方を確認します。

ただ激しく運動するのではなく、
自分の身体の状態を知り、
その身体をよりよく使うことを学ぶ。

身体を通して自分自身を知ることも、
大人が武道を学ぶ大きな意味の一つです。

大人だからこそ、武道を学ぶ

武道は、若い人だけのものではありません。

社会の中で責任を持ち、
さまざまな人と関わりながら生きる大人だからこそ、
武道から学べることがあります。

自分を知る。
自分を制する。
状況を判断する。
他者を尊重する。
そして、自分で行動を選ぶ。

武道を、人生に活かす。

IBMA極真会館は、
そのための武道を学び、研究し、伝えていきます。

増田章の考え方

IBMA極真会館の武道観には、
増田章が長年の武道実践、競技、指導、研究を通じて考えてきた
「強さ」「自己制御」「礼」「他者との関係」
についての考え方が反映されています。

人を制することだけを強さとしない。
自分自身の状態を知り、必要なときに自分を制御する。
相手を否定するだけではなく、
相手との関係の中で自分の行動を考える。

また、武道で得た技術や強さを、
道場の中だけにとどめるのではなく、
仕事、家庭、人間関係、社会の中でどう活かすのか。

それも、増田章が考える武道の重要なテーマです。
こうした考え方は、拓心武道の研究や著作・論考の中で、
さらに深く考察されています。

武道を、さらに深く学ぶために

IBMA極真会館では、
極真空手を大切な土台としながら、
武道の理法、礼法、修練法、教育について研究しています。

その研究体系の一つが
「拓心武道」です。

拓心武道では、
武道の技術だけでなく、
自己制御、他者との関係、教育、
そして武道を人生にどう活かすかについても研究しています。

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