研究科 第1期生の発表

 

研究科第1期生が決定しました。応募ありがとうございます。なお、第1期は研究科生2名、研究科予備生9名です。研究科予備生は、今後、研究科の成績及び昇段によっては、研究科生への昇格もあります。

 

研究科の皆さんへ 〜増田より

この度は研究科への参加、ありがとうございます。増田空手に対し、なんらかの期待を持って、参加されるものと思います。また、とても奇特なことだとと思っています。

しかし、研究科を甘く考えないでください。規約を読んでいると思いますが、学生は皆、増田の研究助手です。また、研究稽古、講習の内容は、普段の一般稽古と比べれば、3倍以上、専門的だと思っておいてください。月2回、1年では、とても習得できないかもしれません。おそらく3〜4年はかかるはずです。当然、すぐに全てを理解できるとは思っていませんし、助手として、すぐに使い物になるとは思っていません。そうとう仕込まないと、ダメだろうと不安です。かくいう私も、老骨で、いつ歩けなくなるかわかりません。体力にも自信がありません。ですから、日々の努力を怠らないようにしています。若い頃のように動き回ることはできません。ゆえに気力と極真カラテに対する情熱を糧にして頑張っています。皆さんは空手のプロではないので、そこまでは…と考えるならば、早々の退塾も覚悟してください。以下に最低限の研究科生の心構えを書いておきます。

最後に、まだ始まってもいないにもかかわらず、きついことを言いました。ごめんなさいね。実は、皆さんのカラテに対する純な気持ちに対して、とても強い責任と希望を、私は感じています。そして研究を楽しみにしています。

9月8日から月2回、生涯続けられる、新しい極真空手道の創出を目指し、お互い頑張りましょう。

※第1回の講習内容に関しては、研究科専用ページにアップしますので、空手武道通信の定期購読会員のアカウントを取得しておいてください。研究科専用ページには、研究科生のみ閲覧できる技術研究ページが含まれます。

  1. デジタル教本には、全て目を通すこと。
  2. 修練ノートを作ること。疑問点があれば、メモをして質問すること。
  3. 必ず稽古の予習と復習をすること。
  4. 増田に同じことを3度言わせないようにすること(すぐに上手くできなくても問題ありません。増田は指標を伝えます。その指標を聞き漏らしていけません。もし、指標の意味が理解できなければ、質問すること。増田は指標を意識すること、少しでも改善の努力をしていれば褒めまくります)。
  5. 空手家のためのフィイジカルトレーニング(体力トレーニング)も研究課題です。塾生も必ず体のメンテナンスを行うこと。
  6. 不摂生はしないこと。
  7. 研究科の仲間と助け合うこと(研究科の講習に関して、困っている人がいれば、何らかの支援をする)。
  8. その他、研究科の規約と附則を遵守すること。
研究科生

秋吉栄史郎(師範代)清野充典(調布)福岡政雄(高田馬場)

研究科予備生

荻野聡(府中)宮村真幸(高田馬場) 大下正悟(高田馬場)中台満(高田馬場)手嶋俊吾(高田馬場)

坡場一記(高田馬場)小泉真人(府中)小山慎介(高田馬場)木村輝章(高田馬場)フイリップスネイド(高田馬場)

研究科について

研究科は、極真空手の伝統技の研究、護身技としての空手道の研究、生涯学習の一環としての空手道の創出などのテーマを掲げ、IBMA極真会館空手道の10年後を見据えた研究を行っていきます。

備考

  • 研究科の募集は、今のところ1年に1回です。第2期生の募集は2018年7月頃を予定。
  • 研究科は見学できません。
  • 2017−8−25:青字、福岡、スネイド追加
  • 研究科規約