[第22号:2018-9-16]

本号の主な内容

IBMA極真会館・護身術の紹介のページについて

このページはIBMA極真会館・護身術の研究中の映像を掲載しています。正式の組手型は別に教本を製作します。この映像は研究科生による研究の映像です。今後、IBMA極真会館では護身術の稽古体系を確立し、その修練を実施していきます。

なお、各道場で実施している、TSスタイルの試し合い(組手法)は、小刀捕りを想定した組手です。ゆえに間合いの操作、位置取りの技能の体得を目標とします。換言すれば、TSスタイルの試し合いは「機先を制する」ことが重要です。また護身術の修練は、空手道の独自性である、徒手で小武器(短刀など)に対抗する技の修練を通じ、IBMA極真会館増田道場の理念である、自他一体の境地を目指すことに繋がります。

以上のことは、現在の道場稽古だけでは学べません。まずは、IBMA極真会館空手道の理念と理論、哲学をデジタル教本で学んでください。

 

 

お知らせ

  • デジタル空手武道通信では、常時コンテンツを修正、補充(アップロード)していきます。
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  • ※近日中に以下の更新、掲載を予定しています。
    IBMA極真会館空手道の基本修練項目を改訂版の掲載を予定しています。
    IBMA空手競技規定の改訂版。
    増田章の空手レッスン。

 

 

編集後記  第22号

ようやく夏が終わるようだ。今年の夏は猛暑だった。

これまで、暑い夏が嫌いだった。だが年をとると、寒いと風邪を引いたり、怪我をしたりするので、夏の方が良いと思うようになった。ただ、今年は台風の被害が多かった。先日には北海道に地震災害があった。自然災害の被害に遭われた方々には、かける言葉も見つからない。

最近、何か季節の移り変わりに際しても、訃報に際する時のように、寂しい気持を強く覚える。 季節の移ろいぐらいに、そんな感慨を持つことを奇異に思うかもしれない。確かに、夏も良い、秋も良い、また冬も良い、春はもっと良い。どんな季節であっても、明日への希望があれば、「それもまた良し」だろう。

私が季節の変わり目に際し、寂しい気持ちに襲われるのは、「人間の力には対抗できない流れ」を感じるからである。また、自分の力ではどうにもならないことに対し、無力感を感じるからだと思っている。もう希望などを抱く年でもない。そういうと誤解を生じるかもしれない。だが希望という言葉の儚さを感じずにはいられないのだ。そう言いいながらも、なんらかの希望を見言いだし、生きている自分がいる。

 

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