交流試合のお知らせ

いよいよ交流試合まで、あと数日となってきました。皆様におかれましては元気でお過ごしのことと思います。

交流試合当日のお知らせと試合組み合わせをおしらせします。

以下のページを閲覧ください(要PW)。名前やクラス等に間違いがございましたら、お手数ですがメールにて事務局まで直ちにご連絡ください。

Message from Aira Masuda 増田より

TS方式の正式名称は「TS方式空手武道競技」ですが、技の限定により3種類の競技スタイルがあります。また、総称および通称は「ヒッティング」としました。今後、ヒッティング競技として覚えてください。

それに合わせ、「TSアルファスタイル」は「ヒッティング・ベーシックスタイル」、顔面突きありのTS方式を「ヒッティング」、投げ技ありのTS方式を「ヒッティング・フリースタイル」に名称変更しました。

ヒッティングとは、極真会館の組手法を補完するのみならず、空手家、増田 章の哲学をもとに作り上げた、新しい武道スポーツです。ゆえに増田 章の著作物と言っても良いものです。なぜそのようにいうかと言えば、ヒッティングは単なる組手修練法ではなく、増田武道哲学の表現物だからです。ゆえにヒッティング競技では理念が最重要です。

選手諸君は、武道人精神(ブドーマンシップ)を念頭に、常に礼儀正しく、相手をリスペクトして競技に臨んでください。

最後に、私は今、増田道場の門下生である、秋吉師範代以下の黒帯に、その哲学と技能を伝承して言ってもらいたいと考えています。なお、ヒッティングの練習法や戦術、また顔面突きありのヒッティングなどについて、交流試合以後、どんどん発信して行きます。

 

BudoManShip(ブドーマンシップ)〜競技目的と理念

 

本規程は、手足を用いた突き、蹴りなどの攻撃技を相手の身体に当てる技術を競い合う、ヒッティング競技試合の内容を示すものである。

ヒッティング競技とは、突きや蹴りなどを当てあうことによるダメージを防具により軽減し、その有効、無効をポイントで表し、そのポイント数で勝敗を決するポイント制競技である。なお、ポイントの判定基準は、技の正確性である。また、身体的ダメージによるノックアウトは判定基準に設定していない。そのことにより、突きや蹴りの当て合いなどの武技の駆使を老若男女が行えるよう、安全性を確保する。

その意義は、老若男女が長期にわたり、競技を繰り返すことを可能とし、その技術のみならず技能を高め、一撃必殺の武道哲学を心撃必活の武道哲学へ昇華させることにある。ゆえに、その競技理念の核心は、勝者を決するためにあるのではなく、競技者が共に武の理法を学び合い、無益なダメージの与えあいを避ける道を知ることにある。その道とは、自他一体の理法を知ることであり、他者を生かし自己を生かす道を知ることである。

なお、ヒッティング競技者は、我々が唱える武道人の一員として、「仁(Perfect Virtue)」「智(Sense)」「勇(Courage)」の醸成を目指す、武道人精神(BudoMan Ship)を念頭に置き、活動することとする。さらに、ヒッティング競技は、競技の普及を通じ、自他の平和共存、人間完成を図るための「悟り(Enlightenment)」をゴールとする武道人の育成を目的とする

ヒッティング競技規程 第1節 1条 競技の目的と理念より