２０１９年秋季一般合宿のお知らせ

　先般、上級者にお知らせいたしましたが、この度、『２０１９年秋季一般合宿』を開催することとなりました。今回の合宿では『ＴＳ方式組手法』『組手型』『組手審判法』の３点を３日間の集中稽古により、習得することを目指します。特別昇段審査並びに昇段審査にための組手と組手型の事前審査を行います。事前審査とは組手試合と組手型の審査です。事前審査の成績が優秀な方は、昇段審査の審査が免除されます（組手審査と組手型のみ）。

　今後、IBMA極真会館ではＴＳ方式の組手法により、「技の正確性」をより強く意識し、攻防のスキル（技能）を向上させます。組手型により、技を習得しその使い方を学びます。本合宿では、TS方式で勝利するための戦法を始め、相手の攻撃を防御し反撃する「応じ技」の習得を行います。さらに、これから黒帯の必修修練項目となる、ヒッティング（TSベータ方式／顔面有り組手）も体験してもらいます。

　また、なるべく数多くのTS方式の組手経験と試合経験を積み、その学びを深めます。もう一つ、TS方式は、そのルールを理解してしまえば、実は簡単です。ゆえにルールを理解するためにTS方式の審判法を学びことも必要です。本合宿では、TS方式の組手試合と審判の両方を体験していただきます。それによって、TS方式の目的とする空手の技術と技能の上達を目指します。

　なお、IBMA極真会館では、通常稽古、昇級、昇段審査、交流試合においてＴＳ方式組手法を導入しています。本合宿集中稽古でＴＳ方式を体験して理解を深め、試合や昇級昇段審査のみならず、空手本来の武術、護身術としての空手技術、技能の基盤を築きましょう。

　有意義な３日間となるよう、スタッフ一同全力で取り組んで参ります。＊合宿で行われる組手試合の成績は、昇段審査の組手評価に換算されます。

TS方式組手法の簡単解説（デジタル空手武道教本）