TS方式組手合宿講習の参加する皆さんへ
合宿講習ではTS方式の組手稽古を主に行いますが、その習得には組手型の理解が必要です。本来、組手型とは増田章の豊富な極真空手の組手競技経験とボクシング、キックボクシング、各種伝統武術の研究から編み出したものです。
IBMA極真会館増田道場では、約束組手として長年修練してきたものです。それは、明らかに他の道場とは異なるものです。それがようやく体系化されつつあります。それが組手型なのです。今回の合宿では、その組手型も講習しますが、本来は道場稽古で行われていなければならないものです。その組手型を一から教えているのでは、とても組手稽古までは到達できないと思います。よって参加者は、以下のポイントをよく読み、デジタル空手武道教本をあらかじめ閲覧して、組手型と組手法のイメージができるようにしてください。
なお、台風が近づいています。土曜日は台風対策を考慮し、気をつけて参加ください。
ポイント
- 組手型の名称から、技術のイメージができますか?
- 組手型の基本を名称だけでも覚えてください。組手型には打撃技のみならず、投げ技、関節技などもありますが、今回は組手技の基本のみ一覧化してあります。
- 礼法をしっかり覚えてください。礼法ができていなければ、組手型の稽古のみならず、組手の稽古も始めませんのでご了承ください。礼法の理解ができていない参加者はグループを分けて講習を行うことも考えていますが、それは大変な時間の無駄となります。
- 紅白試合は昇段の組手審査となる昇段試合として認定します(全てではありません)。紅白試合の勝利は昇段の組手審査を兼ねます。ただし、合宿では昇段とは関係ない練習試合も行います。