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4月16日(木)〜5月6日(水)まで

多摩本部道場、日野道場

調布道場、高田馬場道場を

休館いたします。

 

 まずもって、急なご案内となることをお詫び申し上げます。本日、4月16日(木)から5月6日(水)まで多摩本部道場、日野道場、調布道場、高田馬場道場を休館いたします。

 現在、新型コロナウイルス感染拡大の猛威は全国に広がっています。特に東京都の感染拡大は一刻の猶予もない状況です。本道場は、3月はじめから、「密閉、密集、密接の3密」に当てはまる行事を中止し、さらに日常の道場稽古も衛生面に注意し、全員のマスクの着用並びに、手洗い、消毒、換気を徹底しました。また、稽古内容も時間短縮、接触を避ける稽古内容など、十分に注意を払ってきました。ゆえに、本道場の稽古は3密を避け、衛生面に注意を行えば、活動可能だと考えてきました。

 しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは衰えないようです。また、本道場の空手教室がある、スポーツクラブも全て休業となり、空手教室を開くことができなくなりました。

 本道場といたしましては、道場は電車の利用や食料品などの販売店、また理容店などの場所よりも安全だとは思っていました。しかし現実は、東京都における感染爆発の可能性を排除するに至っていない状況です。今、緊急医療を必要とする人達並びに医療従事者、医療に関わる人達を護ることが最優先だ、と私は考えます。そして兎にも角にも、医療崩壊を防がなければなりません。ゆえに、4月16日から5月6日までの間、極力、人が集まらないようにして、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に務めることにしたいと思います。

 今回の決定は、空手の稽古は会員道場生の心身の健康に役立つものと自負していた我々にとっては、大変心苦しいものです。しかしながら、このまま新型コロナの影響が続けば、道場の存続は困難となるでしょう。ゆえに、一旦は我が国の政治家を信じ、我々も一市民として、1日も早い、新型コロナウイルス感染拡大の収束に尽力します。何卒、ご理解のほど、お願い申し上げます。

 また、会員道場生の皆様へは、道場休館のお詫びとして、今後、道場における各種行事や物品購入に使える、3000円の金券をお渡しすることを考えています。また、少年部の休講分の稽古は、新型コロナ感染拡大への対応が終了次第、祝日、夏休み等の時間を使い、振替稽古を行う予定です。一般部の月会費に関しては、本道場の退会時に日割り計算して精算し、返金することとさせてください。

 最後に、会員道場生の皆さんも、なるべく人との接触を避け、体調管理を怠らず、マスク着用、、人や物との接触後は、手洗いを徹底されることをお勧めします。一人ひとりが感染拡大を防がなければ、ズルズルとこの状況が続いていく可能性もあります。

 なお、道場における合同稽古はできなくても、インターネットを使い、レッスン用動画で独り稽古ができるよう動画教材を追加、充実させます。ぜひとも、この機会に、本道場の教本サイト(デジタル空手武道教本)を活用し、稽古を行ってください。そうすれば、これまで以上に空手道に上達するはずです。

 それでは、5月7日には、元気な姿を見せてください。これから誰一人、新型コロナウイルスに感染しないことを信じ、かつ、お祈りしています。

 

2020年4月16日

      増田 章