[第39号:2020-9-19]

TSアドバンス方式(Hitting)組手法の個人教授


 増田の個人教授の映像です。11月にTSアドバンスの方式の昇段試合と交流試合を予定しています。現在、TSアドバンス方式(顔面突きあり)はIBMA極真会館の黒帯の必須修練項目となっています。TSアドバンス方式の稽古法と組手稽古の参考にしてください。 
 

 現在、60歳以上の壮年部の皆さんも、TS方式の組手稽古に励んでいます。

 

 

本号の内容について

 デジタル空手武道教本に8月9日と30日に行われた昇級審査会の結果と映像が掲載されています。

受審者の方々は、必ず自分の審査時の映像を確認してください。そして審査項目とチェックポイントを確認し、デジタル空手武道教本で正しい形、理論を習得してください。また、受審者以外の方も審査映像を閲覧することで、空手の稽古になります。
 空手道の上達は稽古、審査、吟味(検証)を繰り返すことで、一歩一歩、実現されていきます。一方、審査の検証をせずに、稽古を再開すれば、間違ったまま形が定着し、その修正は困難を極めます。ゆえにより早い段階で、正しい身体の使い方を理解できるようにしてください。

 IBMA極真会館増田道場は、より良い黒帯の育成と黒帯取得を保証するために、これまでの指導方法を改善してゆきます。まだまだ不十分ですが、速やかに改善を行って行きますのでご了承ください。その他、本号の内容は以下の通りです。

 

 

 

以下の教本ページも併せて閲覧ください
特別公開~THE KUMITE-KATA/伝統技の活用

研究科で研究中の伝統技の応用を学ぶ組手形を特別に公開します。現在、研究科はコロナ問題により休止中です。伝統技を活用する組手形は、この数倍あります(80種以上)。速やかに伝統技を活用法を学ぶ「組手形」を制定し、伝統型の稽古と併行して行いたいと考えています。そして有段者の意識レベルの向上を図りたいと考えています。 (研究科の皆さん、協力ありがとうございます) →IBMA空手武道チャンネル/THE KUMITE-KATA  伝統技の活用

 

 

〈注意〉

TS方式アルファは→「ヒッティング・ベーシック方式(スタイル)」とし、TS方式ベータは→ヒッティング・アドバンス方式(スタイル)に名称の変更をしました。

  極真会館増田道場の会員道場生の皆さんへ〜重要なお知らせ

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  • 昇段審査は日程の調整中です。
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  • TSアドバンス方式の組手講習会を予定しています。

極真会館増田道場の今後のイベントスケジュール

  • 10月18日(日):組手講習会
  • 10月25日(日):昇級審査会
  • 11月 1日(日):昇段試合
  • 11月29日(日):交流試合(組手の部)
  • 12月13日(日):昇級審査会
  • 12月20日(日):昇段審査会

◎募集内容等、詳細については、もうしばらくお待ちください。なお、審査会は全て午後からとなります。

第 39号 編集後記〜面授

 私の組手稽古は、寸止め、かつ、力をセーブすることを基本としている。 なぜなら、組手修練で重要なのは、「機を捉える心眼」と、技を運用するスキル(技能)の養成だと考えているからだ。また、人を傷つけることは悪だと思っている。

 拓心武道ヒッティング(武道哲学と修練法)とは、技の試し合いを通じ、 人と人とを生かしあい、自己の技能(技術の実践的応用力)を高める手段だ。  

 拓心武道メソッドにより、空手を人間の感性を向上させたい。 だが、それを伝える力が残されていない。 ゆえに、なるべく真の弟子を集めたい。 深いところを伝える弟子が必要だ。   

 それには「面授」が必要だ。つまり個人レッスンである。

増田 章

 

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