交流試合募集クラス名の変更他

交流試合の募集クラスの「ライトコンタクトスタイル」のクラスの名称を「TSスタイル」のクラスに変更します。それに伴い、キョクシンスタイル並びにTSスタイルの試合ルールを変更します。

みなさん、TSスタイルについては、講習会を実施します。選手の皆さんには練習会として参加してください。また黒帯の方は審判講習会として参加してください。なお審判講習会はIBMA極真会館の有段者の必修科目です。

キョクシンスタイル、TSスタイルの変更点
  • 「効果」をなくし「有効」と「技あり」と「一本」のみとします。
  • 「有効」は2点を獲得。「技あり」は3点を獲得、「一本」は12点で変更はありません。
  • 反則行為については、ほとんど変更点はありません。
T Sスタイルの変更点ならびに有効の規定

 

以下、TSスタイル試合規約より

第32条 試合における「有効」の判定を以下のように定める。

1. 頭部に「前蹴り」「回し蹴り」「後ろ回し蹴り」「踵落とし」をクリーンヒットさせた場合、蹴りによる「有効」とし、得点は2点とする。なお、残心を示せば「技あり」とする。但し、蹴りを相手に当てた後、体勢を崩し、倒れた場合は、「無効」とする。(上段への蹴りによる有効)

2. 攻撃を防御せずに一方的に受け続けた場合、審判は「有効」を宣告し、相手に2点を加点とする。(攻撃支配による有効)。

3. 相手の前蹴りがクリーンヒットして転倒した場合、「有効」とし、得点は2点とする。なお、倒した後に本規約で規定された「残心」を示せば「技あり」とし、得点は3点とする。(蹴り技による有効)

4. 「左右の脇腹(腰骨の上)」に中間以上の間合いから踏み込み(継ぎ足ならびに切り替え足)を伴った「前脚の廻し蹴り」をクリーンヒットさせた場合、中段への蹴りによる「有効」とする。(中段への蹴りによる有効)

5. 「みぞおち」「左右の脇腹(腰骨の上)」に中間以上の間合いから踏み込み(継ぎ足ならびに切り替え足)を伴った中間以上の間合いから「前脚の前蹴り」「横蹴り」をクリーンヒットさせた場合、中段への蹴りによる「有効」とする。(中段への蹴りによる有効)

6. 「みぞおち」「左右の脇腹」に「後脚の前蹴り」「横蹴り」「後脚の後ろ蹴り」がクリーンヒットした場合、中段への蹴りによる「有効」とし、得点は2点とする。(中段への蹴りによる有効)

7. 相手の蹴り技を「脛受け」で防御した後「膝蹴り」を中段にクリーンヒットさせれば中段への蹴りの「有効」とする。(中段への蹴りによる有効)

8. 中間あるいは遠間からの踏み込み(ステップイン)を伴って、「みぞおち」「左右の脇腹」に膝蹴りを当てた場合は、中段への蹴りによる「有効」とする。ただし、近間での「膝蹴り」は、原則「有効」とは判定しない。(中段への蹴りによる有効)

9. 下段の「膝から腰骨に至る太腿(大腿四頭筋)の真ん中部分」に、後脚の回し蹴りをクリーンヒットさせた場合、下段への蹴りによる「有効」とする。(下段への蹴りによる有効)

10. 下段の「膝から腰骨に至る太腿(大腿四頭筋)の真ん中部分」に踏み込みを伴った(継ぎ足、切り替え足)前脚の回し蹴りをクリーンヒットさせた場合、下段への蹴り技による「有効」とする。 (下段への蹴りによる有効)

11. 「みぞおち」「左右の脇腹(腰骨の上)」に中間以上の間合いから踏み込み(ステップイン)を伴って「後拳直突き」」をクリーンヒットさせた場合、中段への突き技による「有効」とし、得点は2点とする。ただし「残心」がない場合は、「無効」とする。(中段への突き技による有効)

12. 「みぞおち」「右脇腹(腰骨の上)」に中間以上の間合いから踏み込み(ステップイン)を伴って、「前拳下突き」」をクリーンヒットさせた場合、中段への突き技による「有効」とし、得点は2点とする。ただし「残心」がない場合は、「無効」とする。(中段への突きによる有効)

13. 上中段の「正中線上」に中間以上の間合いから踏み込み(ステップイン)を伴って、「前拳ならびに後拳直突き」」をクリーンヒットさせた場合、上中段への突き技による「有効」とし、得点は2点とする。ただし「残心」を示さなかった場合は、「有効」としない。(上中段への突きによる有効)

14. 相手の蹴り技を「脛受け」で完全に防御した直後に、上中段の「鎖骨から乳腺の間の正中線上」「みぞおち」「左右脇腹」に後拳中段直突きをクリーンヒットさせ、「残心」を示せば、上中段への突き技による「有効」とする。なお、後拳の直突きとは、「脛受け」をした脚を床に着けた時、片方の脚より後ろにある状態とする。そのような状態でない時は無効とする。また、「脛受け」による防御は完全に蹴りを「脛受け」で防御したと、主審が判断した場合のみとする。(上中段への突きによる有効)

15. 上中段への前拳直突きから後拳直突きの2連打(ワンツー)は、後拳の直突きを「有効」と判定する。なお、連打の三本以上は、足を止めての打撃技とみなし、「有効」の判定対象から除外する。(上中段への突きによる有効)

 

道場生へ

 

  • その他、ルールの詳細に興味があれば、ルールブックを見てください。
  • TSスタイル(形式)はIBMA極真会館 増田道場の理念に則る、基本的な組手の修練方法です。黒帯は明確に把握してください。
  • なお、TSスタイル(形式)の試合講習会ならびに審判講習会を実施します。全ての道場生は参加できます(ただし定員オーバーの場合、先着順とします)。詳細は事務局まで。

 

【選手の皆さんへ】

TSスタイル(TS形式)については別ページに解説しています。

    • 新しい武道スポーツをデザインする〜あきらめないという信念とは?
    • IBMA極真会館試合規定2018年改定版(道場生のみ:要PW)はIBMA極真会館審判員資格のページにて
    • 「新しい武道スポーツをデザインする〜諦めないという信念とは?」では、クリーンヒットポイントという用語を無くしました。代わりに「みぞおち」「左右脇腹」「頭部」「下段の一部分」「上中段の一部分」としました。なぜなら、ポイント(点数)と混同して、紛らわしいからです。あえて、クリーンヒットポイントの意味するところを再定義すれば、「有意義と判断される、明確に限定された部分」です。

 

 

 

 

 

募集クラス:組手44クラス

クラス

クラス名 体重指定
№1 小学1・2年 女子TSスタイル 体重無差別
№2 小学3・4年 女子TSスタイルト 体重無差別
№3 小学5・6年 女子TSスタイル 体重無差別
№4 中学合同   女子TSスタイル 体重無差別
№5 U-22   女子TSスタイル 体重無差別
№6 未就学児TSスタイル(5才以上)男女混合 体重無差別
№7 小学1年 男子TSスタイル 軽量(20㎏未満)
№8 重量(20㎏以上)
№9 小学2年 男子TSスタイル 軽量(22㎏未満)
№10 重量(22㎏以上 )
№11 小学2年 男子キョクシンスタイル 軽量(22㎏未満)
№12 重量(22㎏以上 )
№13 小学3年 男子TSスタイル 軽量(28㎏未満)
№14 重量(28㎏以上)
№15 小学3年 男子キョクシンスタイル 軽量(28㎏未満)
№16 重量(28㎏以上)
№17 小学4年 男子TSスタイル 軽量(33㎏未満)
№18 重量(33㎏以上)
№19 小学4年 男子キョクシンスタイル 軽量(33㎏未満)
№20 重量(33㎏以上)
№21 小学5年 男子TSスタイル 軽量(36㎏未満)
№22 重量(36㎏以上)
№23 小学5年 男子キョクシンスタイル 軽量(36㎏未満)
№24 重量(36㎏以上)
№25 小学6年 男子TSスタイル 軽量(43㎏未満)
№26 重量(43㎏以上)
№27 小学6年 男子キョクシンスタイル 軽量(43㎏未満)
№28 重量(43㎏以上)
№29 中学合同 男子TSスタイル 軽量(45㎏未満)
№30 中量(55㎏未満)
№31 重量(55㎏以上)
№32 中学合同 男子キョクシンスタイル 軽量(45㎏未満)
№33 中量(55㎏未満)
№34 重量(55㎏以上)
№35 高校合同 男子キョクシンスタイル 軽量(65㎏未満)
№36 重量(65㎏以上)
№37 U―22 男子キョクシンスタイル 軽量(70㎏未満)
№38 重量(70㎏以上)
№39 社会人 男子TSスタイル (40歳~49歳) 体重無差別
№40 社会人 男子TSスタイル(50歳以上) 体重無差別
№41 社会人 男子キョクシンスタイル(35歳以下) 体重無差別
№42 社会人 男子キョクシンスタイル (36歳~42歳) 体重無差別
№43 社会人 男子キョクシンスタイル (43歳~49歳) 体重無差別
№44 社会人 男子キョクシンスタイル(50歳以上) 体重無差別

組手の部 各クラスの説明

TSスタイル(ライトコンタクトスタイルの名称改め)(ヘッドギア着用、胴プロテクターを着用)

キョクシンスタイル(ヘッドギア着用、胴プロテクター無し)

→胴プロテクターを着用しません。試合では相手にダメージを与える、突きや蹴りなどの攻撃力があるものが有利な試合形式です。打たれ強さやスタミナが必要で、伝統的な極真カラテの試合方法がベースとなります。