カテゴリー: 武道を考える
極真会館増田道場の修練で最も重要なことは試合修練です。ただし、試合を単なる競い合い、出鱈目に行うことはしません。あくまで試合は、空手の基本修練と応用修練を車の両輪のごとく機能させ、武道の本義である、相手攻撃を防ぐ技能と相手に攻撃する技能の体得を目的とします。そして、その修練を人間修行に転じることが極真会館増田道場の空手武道です。
大機大用(だいきだいゆう) 2013年01月21日/アメーバブログ増田章の身体で考える/テーマ:武道、空手について/大機大用(だいきだいゆう)より転載 拙著「フリースタイル空手」を上梓してから、早くも6年が経った。その […]
武道とは、体系化された修練体系を有する武術の総称であり、かつ人間形成のための普遍的哲学が示されているもの、と私は考える。
腰の具合が良くないのと左の足首の具合が良くない。自粛中に痛めた足首が治らない。腱を痛めたのか骨を痛めたのか神経なのかを考えると、腓骨か踵骨の結合部分に何らかの傷害があるとしか思えない。いずれにせよ、素人にはわからない。 […]
先日、極真会館増田道場の会員道場生に伝えたいことを書いた。私の書くものは、巧みな例え話を用いたものではない。ただストレートに想いを綴ったものである。そのなものを誰が読むか、と言う声が聞こえる。いつものことだが、不安と虚しさが追いかけてくる。私はそれから逃げるように先を急ぐ。そしてどんどん孤独になり、一層の不安と虚しさが追いかけてくる。
極真会館増田道場の会員道場生に伝えたいことを書いた。共感してもらえなければ何のために書いているのかわからない。いつものことだが、不安と虚しさが追いかけてくる。私はそれから逃げるように先を急ぐ。そしてどんどん孤独になり、一層の不安と虚しさが追いかけてくる。そうなるのは、結果を急ぎ、期待しているからだ。しかし、本当のことは結果など期待してはいけない。また急いでもいけないのだろう。真心で考え、真心で行う。一歩、一歩…。
人に深い思索を望むのは、そもそも無理なことだ。それは人から言われて行うことではない。なんらかの強制力によって、それをさせるか、なんらかの機縁によって、それは行われる。
私の思索は増田自身に機縁があって行っていることだ。また、空手武道人のリーダーとしての責任感でもある。
新年を迎え、あらためてIBMA極真会館の団体方針を述べたいと思います。
【「基本(修練)」「型(修練)」「組手(修練)」の稽古が3つの中心と輪】
IBMA極真会館空手道の修練は、「基本(修練)」「型(修練)」「組手(修練)」が3つの輪です。そして、「基本」「型」「組手」、3つの輪をつなぎ、その内容を充実させていくものが「組手型の修練」です。つまり、3つの輪を繋ぐ、輪の中心になるものが、「組手型(修練)」と言っても過言ではありません。また、基本には伝統技と組手技のほか、「礼法」「心法」があります。「心法」とは、心の活かし方を学ぶこととです。さらに心法は、武道人としての哲学を構築する基盤となります。
型とは何か?私は、空手道の型のみならず、各種武道の型について、その本質を考えてきた。そのため、武道のみならず、茶道や芸道の型についての論文を読むこともあった。つまり、私の考える「型」とは、人間が創出してきた、文化創出と継承という営みに内在する「型」という概念(コード)および、手段としての「型」という視点が含意されている。
2018年11月12日
映像は、私も含め、未熟な点が多々あります(本文は映像テキストの解説に添えた文です)。45年以上も空手道に努力精進してきた私も、体力が落ちたり、体が硬くなったりして、技が衰えている面も否めません。それでも、今現在が最高点となるよう、絶えず努力精進をしています。
「崩しと隙」と「防御と応じ」(From Akira Masuda) 2018年11月02日:空手武道通信・編集後記より 近況報告 デジタル空手武道通信第23号で掲載したコラムは私のスマホに保存してあった、手書きメ […]
2018年04月22日 【機前を捉える】 ヒッティングという打撃技を用いた試合法とは、テニスや卓球、あるいはサッカーのように針の穴を通すようなショット、パスを駆使することを目指す。言い換えれば、打撃技を駆使する「機」 […]
無形の媒介物〜人間を幸せにする武道(空手) 2018年04月02日/草稿 【序文】 拙論のテーマは、新しい武道スポーツ誕生の鍵概念、試合形式のTSスタイルとは何か?です。 […]
老年になっても拳を交える 2018年04月05日 人間を幸せにする武道(空手)を内容の一部を加筆修正しました。今回、加筆修正した部分だけを掲載しました。 この拙論はとても長いものです。私はこのブログを道場 […]
武道への道〜From Akira Masuda 2018年03月03日 武道への道〜(FromAkiraMasuda /デジタル空手武道通信コラムより) 【真の武道への道】 真の武道への道、そして上達とは、皮相的な技を […]
増田章の「求道的武道論」~型と自由 武道とは何か? 武道とは何か?巷には諸論が溢れてはいるが、「その多くが正鵠を射ていない」と私は考えている。私は、武道について学術的に論文を書きたいと考えているが、文献の収集と読み込 […]
2015年03月01日アメーバブログに掲載したものです。 昨年末から体調が良くないのと、手術した膝の回復に時間がかかっている。 あわせて、私の道場のサイトの更新にあわせてサイトのリニューアルを自力で試みていた。大 […]