黒帯を取得しよう
- 段位認定や昇級審査の詳しい内容は、デジタル空手武道教本(別サイト)に記載されています。
- 本道場は会員向けの教材(サイト)を用意しています。修練に関する詳しい内容はそのサイトにより学べます。
- 教本サイトによりスマホなどのデバイスとインターネットに接続できる環境があれば、いつでも、どこでも極真会館増田道場の空手武道が学べます。
- デジタル空手武道教本はこちらから
- 昇段認定とは、IBMA極真会館増田道場が定める、昇級審査項目の習得度を審査し、その評価によって級を認定することです。1級を取得すると、昇段認定の資格が得られます。そして、昇段認定審査(昇段審査)に合格すれば、認定証書の発行と授与と黒帯を締めることが許されます。
本道場の黒帯は
本道場の方針は、すべての人に黒帯を取得してもらうことを目標としています。ゆえに細部にわたる修練(稽古)カリキュラムが準備されています。もちろん、詳細な稽古カリキュラムをすべて実践するには、相応の努力を必要とします。また、空手武道理論の理解、また技術体得のためには我慢を要求されます。
しかしながら、「できなかったことができるようになる」体験は自尊心を育みます。また、「武術の修練による自己の心身の可能性を開拓、かつ発揮する体験」による「喜び」を得ることができます。
本道場の黒帯とは、そのようなプロセス(過程)を経験し、かつ、その価値を後輩に伝えられる人です。そんな黒帯をより多く育成したい、本道場はそのように考えています。
参考:武道への道 (2018-3-3)
武道への道〜認識レベルの向上
武道への道、そして上達とは、皮相的な技を習得(おぼえた)したということではなく、技の構造の認識レベル、かつ、術の体得レベルの到達度で判断することです。言い換えれば、技術の深奥を尋ね、その理法を全身で理解していくことです。
さて我々の流派の空手道の初段は、修練基本項目を一定レベルで習得した者です。もちろん、初段の技術レベルは、決して高いものではありません。しかし技術の習得レベルよりも大切なことがあります。それは、理念をしっかりと心身に刻印し、さらなる修練を志すことです。黒帯を締めることを許されるとは、本来そのようなことなのです。残念ながら、決して現実は必ずしもそうではないかもしれません。しかし、私は黒帯がそうでなければ、自らの価値を自らが貶めるがごとくです。ゆえに黒帯はその門下のリーダーとしての意識を持ち、互いに協力しあって、仲間を手助けし、かつ自らを高めていかなければならないと、私は考えています。そして自らの未熟を自覚し、ゆえにたゆまぬ精進を続け、「浅から深へ」と、認識レベルを向上させて欲しいと考えています。
認識レベルの向上とは、決して単に空手技が強いということではありません。他者(他己)に対する自己が、その時々の心身の最善の活用を行い、かつ、それを可能とする心技体を創り上げていくことです。さらに言えば、その方法を知ることを目指すことが認識レベルの向上です。
2019/11/12:一部加筆修正
備考
2017-9-14:一部修正
2020-2-13:一部修正